株式会社クロレラ科学研究所は、1960年代、熱帯魚飼育鑑賞の草創期に神戸大学理学部の先生方のご指導をいただいてクロレラを配合した鑑賞魚用配合飼料を考案し、人々の生活を和ませる鑑賞魚用餌料製造を始めました。
やがてこれらの経験を生かして、200海里経済水域に限られた海洋国日本の漁業の生きる道は養殖漁業を盛んにすることであるという思いから、健康な養殖魚の育成に貢献すべく、養殖魚用飼料添加物を開発して今日に至りました。
さて、1995年1月の阪神・淡路大震災では、神戸に本社を置く弊社も甚大な影響を受けましたが、この体験の中から不時の災害が起きた時、特に『少量の水だけしかない災害直後』すぐに食べられる非常食品の必要性を感じ、研究開発の末《水だけあれば餅》が生まれました。
従来の社業とは異なる分野への船出でしたが、いかなる事態においても人々の生活を守る手助けをしたいという意味では、終始かわらぬ決意を貫いて今日に至っております。
株式会社クロレラ科学研究所
代表取締役 荒木 勝美
地震列島といわれる日本では、関東大震災、相模沖地震など、いつか起きるであろう巨大地震について、日ごろの備えが大切といわれ続けてきましたが、1995年1月の阪神淡路大震災は全く不意打ちのように大地が揺れました。
神戸に本社をおくわが社も甚大な被害を受けましたが、多くの方々に助けられながら、今日に至りました。この体験の中から、不時の災害が起きても役に立ち、共に助け合える商品を作りたいと思うようになりました。